PLAYSTATION3の暴走について。

 気まぐれ更新のこのブログにとって、とてもコメントしきれないくらい多くの発表と驚きが今年のE3にはあった訳だが、さてどの話題を触れようかとなれば、やっぱりプレイステーション3になるだろう。
 開発費をかけまくり、性能を追求した結果があの6万円という値段(しかも廉価版)。正気か。久夛良木氏を始めとしたPS3開発チームは、本当にゲームが好きなのかと問い詰めたい。

 子どもにとってのPS3。新ハードを購入するには親に頼まざるを得ない。6万円という高額ゲーム機を親にねだらせるだけの「強み」がPS3にあるのだろうか?子どもがそこまでねだりたくなるソフトとは?
 大人にとってのPS3。子どもと違って、お金を稼ぐ事の大変さが分かっている。さて、6万円あれば、どんな使い方が出来るだろうか?親の立場から考えてみて、6万円あれば、子どもに何をしてやれるだろう?

クリエイターにとっての新ハード

 興味深いブログの記事がある。という訳で初トラックバック
 (大神のゲームに触れてなくてごめんなさい)

BET | 大神Blog

 ゲームソフトを提供するクリエイターも、ユーザーと同じくハードを吟味し、選択する立場にあるようだ。
 PとD、二人の意向が共通して一致。明言はされていないが、これはPS3ではなくWiiのことではないかと思う。

 ユーザーは、画面が綺麗な(だけの)ゲームには飽き飽きしてる。それ以上に、ゲームの美麗映像主義に飽き飽きしているのはクリエイターの方ではないだろうか。
 もっと綺麗に。もっと緻密に。もっとリアルに。そんな脅迫概念。制作現場ではどれだけの弊害とプレッシャーか。
 PS3は開発が難しく、しかも多額の資金が掛かり、ソフトを供給出来るのは国内で数社と聞く。

 ユーザーに見捨てられるのも問題だが、クリエイターにそっぽを向かれるのは論外だ。

 PS3は、ユーザーやクリエイターのことを考えられてデザインされたハードなのか。私には、久夛良木氏の発言からはそれは読み取ることができない。